
PBR1倍割れ改善の「次の一手」とは?
2023年3月、東京証券取引所(以下、東証)が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表し、大きな話題となった。それ以降、「PBR1倍割れ問題」が広く認知され、多くの企業が増配や自社株買いといった資本効率向上の施策を中心に、PBR改善に取り組んできた。その効果もあり、TOPIXは当時からおよそ1.5倍以上に上昇している。
2023年3月、東京証券取引所(以下、東証)が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表し、大きな話題となった。それ以降、「PBR1倍割れ問題」が広く認知され、多くの企業が増配や自社株買いといった資本効率向上の施策を中心に、PBR改善に取り組んできた。その効果もあり、TOPIXは当時からおよそ1.5倍以上に上昇している。
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、ユニークな誕生の経緯を持っている。デザインは一般公募から選ばれ、愛称も全国から寄せられた3万件以上の候補の中から決定された。その名は「脈々と受け継がれていく」という日本語に由来し、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を象徴する言葉としても相応しい。
ChatGPT(チャットGPT)をはじめとした生成AIが注目を集めている。日常生活の中でも生成AIを個人的に使用している人も多くなってきたとは思うが、それ以上に生成AIを積極的に事業に取り込むなどしているのが米国を中心としたいわゆる「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大テクノロジー企業だ。
去る7月下旬、モニクルとして大阪・関西万博に参加してきた。主たる目的は、金融教育ポッドキャスト番組「15分で学ぶ!社会人のマネーHOW TO」の公開収録を兼ねたステージ発表と、会場内での展示である。仕事としての訪問だったが、国内外から友人が数名駆けつけてくれたこともあって、業務の合間にプライベートでも万博を楽しむことにした。モニクルとしてのアフターレポートについては関連コンテンツをご覧いただくとして、本コラムでは、ゲストの視点で大阪・関西万博についてまとめていきたい。
モニクル総研では、専門的な知識や知見を有する研究員が集まり調査レポートを掲載しています。