企業価値向上のためのコーポレートガバナンスの在り方
日本のコーポレートガバナンスは、2015年のコーポレートガバナンスコード策定から約10年の時間をかけて企業は社外取締役の数の確保や多様性の担保など、コードの遵守に取り組んできた。その点で、コーポレートガバナンスコード策定の一定の意義はあったと言える。一方、コーポレートガバナンスの実効性や質については、これから問われるべきフェーズに入ったと言える。
日本のコーポレートガバナンスは、2015年のコーポレートガバナンスコード策定から約10年の時間をかけて企業は社外取締役の数の確保や多様性の担保など、コードの遵守に取り組んできた。その点で、コーポレートガバナンスコード策定の一定の意義はあったと言える。一方、コーポレートガバナンスの実効性や質については、これから問われるべきフェーズに入ったと言える。
チームモニクルのステージ発表と展示から約2カ月半が経過した10月13日、184日間にわたって開催された大阪・関西万博2025が閉会した。実は閉会直前の週末、プライベートで東京から母を連れて再び足を運んだ。
2023年3月、東京証券取引所(以下、東証)が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表し、大きな話題となった。それ以降、「PBR1倍割れ問題」が広く認知され、多くの企業が増配や自社株買いといった資本効率向上の施策を中心に、PBR改善に取り組んできた。その効果もあり、TOPIXは当時からおよそ1.5倍以上に上昇している。
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、ユニークな誕生の経緯を持っている。デザインは一般公募から選ばれ、愛称も全国から寄せられた3万件以上の候補の中から決定された。その名は「脈々と受け継がれていく」という日本語に由来し、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を象徴する言葉としても相応しい。
モニクル総研では、専門的な知識や知見を有する研究員が集まり調査レポートを掲載しています。