企業価値向上のためのコーポレートガバナンスの在り方 日本のコーポレートガバナンスは、2015年のコーポレートガバナンスコード策定から約10年の時間をかけて企業は社外取締役の数の確保や多様性の担保など、コードの遵守に取り組んできた。その点で、コーポレートガバナンスコード策定の一定の意義はあったと言える。一方、コーポレートガバナンスの実効性や質については、これから問われるべきフェーズに入ったと言える。 投資 コーポレートガバナンス 2025.11.06 木村 敬子
PBR1倍割れ改善の「次の一手」とは? 2023年3月、東京証券取引所(以下、東証)が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表し、大きな話題となった。それ以降、「PBR1倍割れ問題」が広く認知され、多くの企業が増配や自社株買いといった資本効率向上の施策を中心に、PBR改善に取り組んできた。その効果もあり、TOPIXは当時からおよそ1.5倍以上に上昇している。 コラム 投資 PBR コーポレートガバナンス 2025.09.29 木村 敬子
財務分析からラグジュアリーブランドの秘密に迫る エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドについて、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。「一度は購入してみたい」、「持っていることがステイタス」、「また購入してみたい」など人によって抱く思いは違うかもしれないが、多くの人が何らかの「憧れ」を持っているのではないだろうか。一方で、「高額、無駄遣い」と思われることもあるだろう。 投資 2025.08.07 木村 敬子